フェイズ:Opening04
シーンプレイヤー:“不幸せの黒い鳥”墨染 統
場所・刻:奈々市内住宅街、12/7-21:00


――戦え、戦え、戦え! 己が意味を問う為に! 己が存在を示す為に!
 
夜を引き裂く爆音は、世を征圧する“静寂”で無に帰した。
打ち鳴らされる凶器と狂気が、形となって眼前へと墜落する。
撒き散らされる衝撃と、撒き散らされる鮮血と、撒き散らされる日常を。
君はただ、立ち尽くすして迎え入れた。
 
愛芽「私は――あなたたちを止めてみせます!」
 
GM: 登場をどうぞ
 統(ダイス):1d10+32
 統(ダイス):1d10=(9)=9+32=41
GM: 白銀に染まる夜。無音が耳に痛い月の下、君は《ワーディング》に包まれ、眼前には少女が墜落した。
GM: 突如として作られるクレーターに愕然とする暇もなく、君は戦闘へと巻き込まれる。
GM: 周辺を囲うのは3人の“魔法少女”。勿論、君の目の前に墜落した少女もまた――桜色の衣装を纏う“魔法少女”だった
GM: 愛芽「――っく……!」 噴煙を弾き飛ばし、眼前の少女が立ち上がる
統: 「あー…早いとこ用事済ませて帰らないとってうおぉ!?」歩いてたら突然誰か落ちてきて驚く
GM: 愛芽「――って、あれ!? お兄さん、どうして!」 ワーディング内を平気で歩く君を見て、彼女は驚愕の表情を浮かべる
統: 「お、おい、お前大丈b……」少女に話しかけようとするも格好を見て唖然(何
GM: 君が彼女に歩み寄ると、気づくだろう。
GM: 君を囲うように、住宅の屋根や電柱の上に立つ少女たちに
GM: 杖持ち「それで終わり?。所詮は“廃棄品”、底が知れるわね」
統: 「…あー…お前もこっち側、か…?」>愛芽
統: 「…………」周り見て完全にぽかーん
GM: 槍使い「そういってやるなって。アイツは訓練もろくにしてねーんだろぉ? なんたって“ディアボロス”に育てられてんだしよ」
GM: 盾巫女「でもでも、気をつけないといけません! 油断したら痛い目をみるのですから!」
GM: 愛芽「こっちもそっちもありません! いいから、逃げてください!」
GM: 統の眼前に落下した彼女は、君に対してそう叫んで身構える。
統: 「………いや、お前、一人で戦う気か?」とりあえず格好についてはツッコまないことにした
GM: 愛芽「もちろんです……! 他の人を巻き込むわけにはいきません……!」
統: 「だが、流石にこんな大勢を相手にするのは流石に厳しいと思う、が…」
GM: そう言う彼女は、しかし君から見てすでに重傷だった。衣装は裂け、傷は多く足元は頼りない
GM: 槍使い「いーからいーから。死にたくなきゃあんたもひっこんでろよ。お上にゃ、見なかったって報告してやるからさ。あー、それとも、みな狩ったのほうがいいかい?」 >統
統: 「それにお前…ボロボロじゃないか!」流石にそれには顔をしかめる
GM: 愛芽「ぼ、ぼろぼろなのと、それとこれとは話が……」
統: 「……流石に女の子一人置いて逃げるほど腐ってはいねえよ」>槍使い
統: 「いいから。お前は少し休んでろ。俺が何とかする」>愛芽
GM: 杖持ち「腐っていたほうが幸せだったでしょうに。判りました。――では貴方にも裁きを」 と、無骨で機械的なデザインの杖を君へとむけ――だが、すぐさま構えを解く
GM: 愛芽「だ、だめです! そんなことできません!」
GM: 槍使い「どーした?」 槍を持つ少女は杖を持つ少女へと問いかけ
統: 「……?」その様子を訝しんで
GM: 杖持ち「マスターからの呼び出しです。引き上げますよ」 無感情に伝えると、唐突に消える
GM: 盾巫女「じゃあじゃあ、仕方ないですね! さ、もどりましょう!」
GM: 槍使い「ち。つっまんねーの! そこのにーちゃん、またな!」 彼女は君たちの前に着地すると同時、常軌を逸脱した勢いで槍を地面に叩きつける――瞬間、巻き起こる爆発
GM: 愛芽「わぷ――!」 雪と煙に巻かれて視界が埋まる。
統: 「! 危ない!」倒れている少女を守るようにして立つ
GM: 君が身を挺して彼女を守る。――次第に視野が開けてくると、そこには何の変哲もない住宅街が広がっていた。
統: 「…助かった、のか?」いつも見ている光景に戻ったのを見て
統: 「おい、お前。大丈夫か?」残った少女に話しかける
GM: 愛芽「逃げた……みたいですね」 ゆっくりと周囲を見回して
GM: 愛芽「だい、じょうぶです。あの、UGNのかたですか?」 この状況に驚かない様子を見て、彼女は問う
統: 「……まあ、完全にそう、ってわけではないが。イリーガル、つまり協力者だな」
GM: 愛芽「成る程」 ポン、と手をかわいらしく叩いて、一つ頷くと握手を求めるように手を差し出す
統: 「ん?」手を差し出されたのを見て。「どうした?」
GM: 愛芽「わたしは、黒城愛芽……ええと、UGNチルドレンです」
統: 「チルドレン、か。なるほど。…ところで、その格好は一体なんだ…?」流石にツッコむよ(何
GM: 愛芽「格好……ああ、えっと。わたしの“正装”です。こういう格好のほうが、レネゲイドのコントロールが安定するみたいなんですよ」 あはは、と照れたようにスカートの端をつまんで
GM: 愛芽「着替えがありますので、UGN支部へ行きます。あの、お騒がせしました」 ずたぼろのまま、ぺこっと頭を下げる
統: 「………そうか」ああうん。コントロール安定するなら仕方ないかなー、と考えることを放棄した俺(何
統: 「待てよ。その怪我じゃ歩くのもキツイだろ?」
GM: 愛芽「だ、だいじょうぶですよ! へっちゃらです!」 ぷるぷる
統: 「……大丈夫に見えないんだが」はあ、とため息ついて
統: 「俺も一緒に行くよ。途中で倒れられても困るしな」
GM: 愛芽「え、でも、あの。お姉さんに、“余計な借りは作るな、支払いが面倒だ”って」 あわあわと手をふって力なく拒否のポーズをとるが、やはり危ういのは違いない
統: 「別にそういうの気にしねえよ。それに、さっきも言ったがケガした女の子一人置いて行くほど性根腐ってるつもりもないしな」
統: だから遠慮すんなよ、と言わんばかりに手を差し伸べる
GM: 愛芽「……あの、えと。……ありがとう、ございます」 表情を隠すように俯いて、彼女は君の手に自分の手を重ねた。
統: 「ああそうだ。まだ名乗ってなかったな。俺は墨染統だ」
GM: 愛芽「あ……はい! よろしくおねがいします、統お兄さん」 ぺこ、と頭を下げる。
統: 「ん、じゃあ行くか」と手つないで支部向かう、ってことで以上でー
GM: 君が、事件の渦中へと巻き込まれた、致命的な瞬間だった……